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すすきの交差点そばの「ケンタッキー」跡に「マツモトキヨシ」

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 札幌・すすきの交差点近くで営業していた「ケンタッキーフライドチキン札幌四番街店」が今年3月31日に閉店しておよそ半年、後継テナントとして9月2日(月)にドラッグストアの「マツモトキヨシ札幌すすきの店」が開店する。ファストフード店からドラッグストアへの転換は旺盛なインバウンド需要を反映したものと言えそうだ。(写真は、開店準備をしている「マツモトキヨシ札幌すすきの店」)

「マツモトキヨシ」が出店するのは、駅前通の南4条西3丁目の2Mビルディング(札幌メダル商会が所有)で1階はドラッグ商品、2階はコスメティック商品の売り場。「マツモトキヨシ」は、狸小路商店街に「札幌狸小路店」を展開していたが、2016年7月に同店の向かい側に「狸小路Part2店」をオープン、2店舗体制でインバウンドを集客してきた。

 今回の新店舗は狸小路商店街から100mほどしか離れておらず、狭い地域に集中的に店舗を配置することで集客力を高める。なお、「札幌すすきの店」は他の2店舗に比べて面積が小さい小型コンパクト店のフォーマット。札幌中心部で今後このフォーマットで出店する可能性が出てきた。


行列のできる「ワークマンプラス」、北海道3店同時オープン

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 作業服・作業用品とアウトドアウェアのフランチャイズ(FC)小売店を全国に843店舗展開するワークマン(本社・群馬県伊勢崎市)は9月5日(木)、行列のできる人気店「ワークマンプラス」3店舗を北海道で一挙に出店する。(写真は、9月5日にオープンする「ワークマンプラス札幌新川店」)

 ワークマンは、ショッピングセンターチェーンのベイシア(本部・群馬県前橋市)を中核とするベイシアグループの1社で東京証券取引所ジャスダック市場に上場している。2019年3月期のチェーン全店売上高は930億3900万円、純利益は98億900万円。

 店舗の「ワークマン」は作業服や安全靴、長靴、レインスーツなど働く人のコンビニエンスストア。「ワークマンプラス」はアウトドア、スポーツ、レインウェアを揃え、客層を働く人のほか一般にも広げている。2018年9月に東京都立川市に1号店を出店、急速に店舗数を増やし、19年7月末現在で北海道を除く全国で31店舗展開している。

 道内には現在、「ワークマン」が11店舗あるが、9月5日に既存の「札幌新川店」(札幌市北区)と「江別大麻店」(江別市)を「ワークマンプラス」に転換するとともに「旭川旭町店」(旭川市)を新規出店、一挙に3店舗にする。これによって道内店舗数は既存の「ワークマン」を含めて12店舗になる。

 3店舗では「ワークマン19年秋冬新製品と新モデル」を紹介、70品目に増やした女性向けSサイズ製品や「ワークマン」の看板商品である防風・防寒、撥水、防水のウェア各種、防滑シューズなどの新製品を多数紹介する。

 道内店舗は、同社の看板商品が最もよく売れる地域のため「ワークマンプラス」の最重点地域と位置付け、12月には小樽市、20年3月には北広島市、北斗市、さらに札幌市西区、帯広市に新店を出店、1年間で10店舗以上を計画している。今回出店する3店舗の初年度売上高は「ワークマン」の平均店舗の倍以上にあたる2億円に設定している。

札幌市清田区真栄に自動車販売店計画、羊ヶ丘通沿い商業施設集積が完了へ

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 札幌市清田区真栄47ー3ほかの羊ヶ丘通沿いで自動車販売店の建設が計画されている。羊ヶ丘通沿いの清田区清田~真栄の約1・2㎞は2013年11月の「100満ボルト札幌清田店」、12月の「スーパービバホーム清田羊ヶ丘通店」オープンを皮切りに商業施設の集積が進んでいった。今回の自動車販売店で沿道の開発はほぼ終了することになる。(写真は、「自動車販売店」建設の開発事業区域)

 自動車販売店の建設場所は、「北海道スバル羊ヶ丘清田店」の隣接地で、現地には『開発事業計画』の看板が立てられている。開発面積は1・40ha(約4200坪=1万4000㎡)、開発者は合同会社清田プロジェクト(東京都中央区銀座1丁目6ー2、代表社員・一般社団法人清田開発研究会)。建設が予定されているのは、物品販売店・自動車修理工場棟(1棟、1階)、自動車修理工場棟(1棟、1階)、車庫棟(1棟・1階)の計3棟。

 清田と真栄間の羊ヶ丘通沿いは、市街化調整区域で店舗や住宅など建築物は建てられない地域だったが、市は周辺の市街化区域との調和が図られるように「地区計画」区域とし、店舗等が建設できるように10年に変更した。
 これを受けて13年から店舗建設が始まり、「100満ボルト札幌清田店」、「スーパービバホーム清田羊ヶ丘通店」が最初にオープン。以降、15年10月に「タイヤ&ホイール館フジ札幌清田店」、16年10月に「ユニクロ・GU札幌清田店」、同年12月に「北海道スバル羊ヶ丘通清田店」、17年11月には大和情報サービス(本社・東京都千代田区)の複合商業施設「アクロスプラザ清田」が開業した。施設内には「タイヤワールド館ベスト清田店」、「プロノ清田店」(9月8日閉店予定)、「メガネのプリンス清田店」、「やよい軒羊ヶ丘通店」、「ENEOSチャレンジ羊ヶ丘通SS」が出店した。

 そして今回の自動車販売店で地区計画区域のほぼすべてに商業店舗などが張り付くことになる。清田~真栄間の羊ヶ丘通沿いは、店舗が建ち始めた13年から6年間でかつての田舎然とした光景から様変わりすることになる。

GS受難時代に「オカモトセルフ」札幌・清田と北広島に出店

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 ガソリンスタンド閉鎖が進んでいる中で、オカモトエナジーマーケティングカンパニー(本社・帯広市)は、札幌市清田区と北広島市にセルフ式ガソリンスタンド(GS)を11月下旬にオープンさせる。いずれも競合する既存GSの近くで開店後は集客競争が激しくなりそうだ。(写真は、「オカモトセルフ札幌清田」の出店場所=上と「オカモトセルフ北広島」の出店場所)

 札幌市清田区清田188番地の羊ヶ丘通沿いに出店するのは、「セルフ札幌清田」。既に囲いが施されまもなく工事が始まる。ほぼ隣接する形で北海道エネルギー(本社・札幌市中央区)の「チャレンジ羊ヶ丘通SS」(ENEOS)がある。

 北広島市美沢5丁目の大曲通沿いに出店するのは、「セルフ北広島」。こちらも工事が間もなく始まる。同じ大曲通沿いの近隣には有田章弘商店(北広島市)の「ビックさいろ北広」、アイックス(本社・札幌市白石区)の「セルフ北広島SS」(出光)がある。

 オカモトエナジーマーケティングカンパニーは、GSを北海道で33店舗、東北・上越、北関東で42店舗、岡山で1店舗の合計76店舗を展開。北海道では2016年に2店舗、17年に1店舗を出店し18年は出店ゼロだった。

 GSは、クルマの燃費性能向上や元売り再編、若者のクルマ離れ、高齢者の免許返上などの要因が重なって減少し続けている。オカモトエナジーマーケティングは地域最安値を目指した展開をしており、既存GSとバッティングする出店で競争力を高めていく。なお、「オカモトセルフ」では18年11月から「ENEOSカード」が順次使用できるようになっている。

道内7信組が「しんくみの日週間」で防災グッズを配布

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 信用組合業界は毎年9月3日を「しんくみの日」しているが、この日を挟んで9月1日から7日までを「しんくみの日週間」として様々な地域貢献活動を展開している。一般社団法人北海道信用組合協会の会員7組合も「しんくみの日週間」に合わせて献血や清掃、募金などの活動を実施、また取引先などに防災グッズも配布する。
(写真は、道内7信組が配布するペンライトとホイッスルの入った防災グッズ)

 北海道信組協会は、北央、札幌中央、ウリ、空知商工、釧路、十勝、函館商工の7信組が会員。7信組が共通で実施するのは献血活動。各信組役職員のほか組合員や来店客にも呼び掛ける。函館商工は全役職員で清掃活動も実施、北央は職員を対象にした運転適性診断の実施や交通安全ビデオの視聴、営業店ごとに「ヒヤリハットマップ」を作成し日常の運転時に活用する。

 空知商工は各営業店窓口に「北海道盲導犬協会」の募金箱を設置、北央は交通安全募金を実施する。また、7信組の組合員や来店客向けに防災グッズも配布。今年はペンライトとホイッスルのセットを約3800個用意した。昨年から始めた各店舗でのベルマーク回収ボックスの設置も行い、集まったベルマークは被災地の学校に贈る予定。

 7信組の2019年3月期決算は、釧路を除いて貸出金残高が増えたが純利益段階では4信組が減益となるなど日銀のマイナス金利の影響で厳しい状況が続いている。また職員の確保が共通課題となっている。

「もりもと」8年ぶり札幌・大通ゾーンに出店、「丸井今井札幌店」でコットンロール復活

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 パン・菓子の製造販売、もりもと(本社・千歳市)が札幌市中央区の大通ゾーンに再出店する。9月1日にオープンした「もりもと丸井今井札幌店」がそれで、大通ゾーンへの出店は2011年3月末に撤退して以来、8年ぶり。(写真は、9月1日にオープンした「もりもと丸井今井札幌店」)

 もりもとは、2006年5月に路面店「ラ・レコルトもりもと」を南1西2にオープンさせ大通ゾーンに進出。しかし、11年3月末に6年弱の営業を終了、撤退した経緯がある。今回、8年ぶり進出した「もりもと丸井今井札幌店」は、丸井今井大通館地下2階の「六花亭」や「柳月」、「きのとや」、「ISHIYA」、「ロイズ」などが店舗を構える一角に出店した。

 雪の結晶をイメージした木目調の温かみのある印象の店舗で、同社のメイン商品である「ハスカップジュエリー」でも使用している「ハスカップ」を様々に使用した和菓子、洋菓子を豊富に揃え、北海道の「ハスカップ」を発信する店舗とする考え。
 また、かつて大通ゾーンで販売していたきめ細かくふんわりとした食感の「コットンロール」(税込み1181円)も復活させ、丸井今井札幌店限定で販売する。

 もりもとは、旧札幌そごう時代から出店している「札幌エスタ店」を除き、かつて出店した札幌東急百貨店、大丸札幌店のデパート内店舗を閉店している。「丸井今井札幌店」は大通ゾーンでの再出店ということに加え16年ぶりのデパート内出店としても注目される。

「札幌村スイートポテト」が工場直売所オープン、素朴で懐かしい味

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 菓子製造販売の札幌村スイートポテト(札幌市東区)は、8月31日に工場直売所をオープンさせた。看板商品のスイートポテトのほか数量限定のスイートポテト大福などを揃えている。
(写真は、「札幌村スイートポテト」の直売所=上とスイートポテトを紹介する橋本良音取締役)

 札幌村スイートポテトは、東区苗穂町にあった「札幌はまなす製菓」を承継した菓子製造販売企業。同社が60年にわたって製造してきたスイートポテトを中心に本州や道内のスーパーなど量販店向け、道内外の物産展などで販売してきた。直営店舗としては、「札幌駅JRタワーエスタ店」(札幌エスタ地下1階大食品街)を展開しているが、今回8月31日から東区本町2条3丁目にある工場に直売所を設け、外販することにした。

 同社のスイートポテトは、60年続く伝統の製法で一本一本仕上げており、「今風の滑らかな食感と違って、餡が荒くて力強いのが特徴」(橋本良音取締役統括本部長)。自家製の無添加カスタードクリームを使用、素朴で懐かし味わいに仕上がっている。

 直売所では、数量限定でスイートポテトの「しっとりケーキ切り落とし」や「スイートポテト大福」を販売するほか、道産米粉のシフォンケーキも用意する。原料のさつまいも「紅あずま」は現在、茨城県産を使用しているが10月からは石狩産を使用する予定。「気軽に立ち寄ってもらい、ぜひリピーターになってほしい」(橋本氏)と話している。直売所は☎011・790・7360 FAX011・790・7362

イオン北海道店長人事

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 イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、8月26日付と9月1日付で人事異動を実施した。(写真は、イオン北海道本社)

 8月26日付人事は次の通り(敬称略)
▷営業本部道北事業部イオン旭川春光店長(営業本部道東事業部イオン厚岸店長)山口和晃▷営業本部道東事業部イオン厚岸店長(営業本部道北事業部イオン旭川春光店食品販売課長)浅野朋三

 9月1日付人事は次の通り(敬称略)
▷営業本部道央第2事業部イオン江別店長(営業本部道北事業部イオン旭川駅前店長)石川太一▷営業本部道北事業部イオン旭川駅前店長(営業本部道央第2事業部イオン札幌西岡店長)松下秀樹▷営業本部道央第2事業部イオン札幌西岡店長(営業本部道央第2事業部イオン江別店食品販売課長)伊藤孝


低価格スーパーの「業務スーパー」が岩見沢市に出店、ケヒコがFC運営

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 製販一体型の低価格スーパー「業務スーパー」が岩見沢市に出店する。「ツルハ岩見沢5条店」(岩見沢市5条東6丁目)のある敷地内に現在店舗を建設中で11月上旬にオープンする予定。(写真は、建設中の「業務スーパー岩見沢5条店」)

「業務スーパー」は、神戸物産(本社・加古郡稲美町)が展開する製販一体型の低価格スーパー。直営は2店舗だがフランチャイズ(FC)店舗として全国に831店舗展開している(2019年7月末現在)。北海道では、DCMサンワ(本社・青森市)が自社ホームセンター内で「業務スーパー」コーナー5店舗を設けているほか、Gー7スーパーマート(同・神戸市須磨区)が8店舗、京濱港運(同・横浜市神奈川区)の子会社ケヒコ(同・同)が3店舗それぞれ展開している。

 今回出店する岩見沢市内の店舗名は、「業務スーパー岩見沢5条店」でケヒコが運営する。店舗の建築主はアルファコート(同・札幌市中央区)で設計はプロ1(同・同)、施工はエスデー建設(同・旭川市)。建物の延べ床面積は約209坪で業務スーパーが173坪を使用、他に「ラーメンさんぱち」(約20坪、AMOURがFC運営)、理美容店(約16坪)が入る。「ラーメンさんぱち」は10月下旬にオープン予定。「業務スーパー」は、ドラッグストア跡などへの居抜き出店が多く、新築建物への出店は珍しい。

 岩見沢市内では、「コープさっぽろ」(コープさっぽろ運営)や「ザ・ビッグ」(マックスバリュ北海道運営)、「ビッグハウス」(ラルズ運営)のほか「生鮮市場」(北海道ジェイ・アール・フレッシュネス・リテール運営)、「卸売スーパー岩見沢店」(卸売スーパー運営)、「スーパーセンタートライアル岩見沢店」(トライアルカンパニー運営)など食品スーパーが競い合っている。「業務スーパー」は神戸物産のPB(プライベートブランド)などを扱う格安価格のスーパーのため、低価格競争が一段と激しくなりそうだ。

「ほっかいどう遺産WAON」寄付金1124万円を北海道遺産協議会に寄付

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 北海道のイオングループ(イオン北海道、マックスバリュ北海道)は、電子マネー「ほっかいどう遺産WAON」の利用金額の一部約1124万円をNPO法人北海道遺産協議会に寄付した。2011年度から始まったこの取り組みの寄付金累計額は約8752万円になった。(写真は、寄付金贈呈式。左から出戸信成・マックスバリュ北海道社長、青栁英樹・イオン北海道社長、鈴木直道・北海道知事、石森秀三・北海道遺産協議会会長=マックスバリュ北海道提供)

 イオンと北海道は11年7月に包括連携協定を締結。その取り組みの一つとして電子マネー「ほっかいどう遺産WAON」を発行、イオングループ各店舗やWAON加盟店で利用すると利用金額の0・1%が北海道遺産協議会に寄付される。

 イオンの18年決算年度(18年3月~19年2月)の寄付金総額は1124万8549円(イオン北海道860万6708円、マックスバリュ北海道247万6309円)。贈呈式は8月29日、道庁本庁舎で行われた。寄付金は、北海道和種馬による高齢者・障がい者乗馬推進事業や大友堀床貼航空地図作成、松浦武四郎による蝦夷地踏査のパネル展の開催など14団体の助成に充てられる。

北海道地域共通カード「EZOCA」のポイントで被災地支援、「BOSAI POINT」サービス開始

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 余ったポイントを寄付して災害避難所に防災用品など届けるポイントドネーションの新しい防災システム「BOSAI POINT」のサービスが北海道で始まった。サツドラホールディングス(HD、本社・札幌市北区)のグループ企業であるリージョナルマーケティング(同・同)が提供する北海道共通ポイントカード「EZOCA(エゾカ)」のポイントを未来の災害の備えや被災地支援に寄付できる仕組みになっている。(写真は8月29日に札幌市豊平区のプレミアホテルTSUBAKIで行われた発表会。左から2人目が富山浩樹・サツドラHD社長=サツドラHD提供)
(写真は、「サツドラ」店舗で販売されている数量限定の防災関連グッズ=サツドラHD提供)

「BOSAI POINT」サービスを運営するのは、サッカー選手本田圭佑がオーナーのHONDA ESTILO(本社・吹田市)とリージョナルマーケティング、ワンテーブル(同・名取市)の共同運営チーム「BOSAI POINT PROJECT」(事務局・東京都港区)。

 寄付されたポイントは被災地支援のため金銭に換算して非常食や充電機器などの支援品購入に充て、今後の災害に備えて備蓄、災害時に全国各地の避難所に届ける。支援品の用意はワンテーブルと提携する。同社は東日本大震災の経験を元に電気、水、ガスがなくても食べられる世界初の5年間備蓄が可能なゼリー食品や、モバイル充電が可能な自立式充電スポットを開発してきた。

 一定ポイント以上を寄付すると、災害に遭遇した時に役立つ防災グッズがもらえるほか、自宅地域に震度6以上の地震が発生し被害があった場合には1万円がすぐに受け取れる「BOSAI POINTホケン」の提供、さらに「BOSAI POINTギフト」として東北・北海道の復興一次産品がプレゼントされる。

 このサービス開始に伴い道内の「サツドラ」39店舗で数量限定の防災関連グッズを販売、購入者に「BOSAI POINT」に寄付できるポイントが500ポイント付与され寄付することができる。また、EZOCA提携店の「ホクレンショップ」22店舗、「ジョイフルエーケー」4店舗でも数量限定の防災グッズを販売する。

コープさっぽろがキャッシュレス決済で5%還元、経産省に加盟店申請

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 コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、10月1日の消費増税に合わせてスタートするキャッシュレス決済の5%還元を始める。経済産業省のキャッシュレス・消費者還元事業の加盟店登録を申請中で、9月末には登録完了する見通し。店舗、宅配の両方が還元対象となる。売上高2834億円の道内スーパー首位のコープさっぽろが国の政策に沿った還元対象となり、組合員はメリットを享受できるが、還元対象にならない他のスーパーとの競争環境が20年6月末までとはいえ国の政策によって左右されることになる。(コープさっぽろは10月1日からキャッシュレス決済の5%還元を開始する=写真は、コープさっぽろ「新道店」のレジ端末)

 経産省のキャッシュレス・消費者還元事業の加盟店登録の対象になるのは小売業の場合、資本金5000万円以下か従業員50人以下。生活協同組合や農業協同組合など協同組合組織も対象となるが、規模の大きい組合は過去3年間の課税所得が年間平均15億円以上だと対象にならない。コープさっぽろは、規模が大きいものの課税所得平均がそれ以下のため対象となる。

 コープさっぽろは既に6月24日付で同事業の電子マネー等のカード発行の決済事業者として登録完了しており、7月中旬には利用者がキャッシュレス決済で5%還元が受けられる加盟店登録を申請、9月末には登録完了、10月1日から還元を始める。

 キャッシュレス決済で5%還元の対象になる決済手段は、コープさっぽろの電子マネー「ちょこっとカード」や各種クレジットカード、QRコードの「PayPay」。税込み価格の5%分が翌日午前10時に還元チャージされる。8%の軽減税率になる食品と10%になる日用品や酒類など、コープさっぽろの店舗で購入する全ての商品が5%還元の対象になる。

 コープさっぽろが現在、1ヵ月のうち数日実施している「ちょこっとカード」使用の5%引きや「ちびっこコープデー」、「シニアコープデー」の5%引きのほか、「ポイント10倍デー」などのサービスはそのまま継続するため、「ちょこっとカード」5%引きの日はキャッシュレス5%還元と合わせれば10%引きになる。

 コープさっぽろの店舗では現在、「ちょこっとカード」が34%、クレジットカードが11%の使用比率でキャッシュレス決済は45%程度。宅配は「クローバートドックカード」の比率が60%で残りは口座振替。10月1日に向けて、「ちょこっとカード」や「クローバートドックカード」への切り替えを呼び掛けており、「より多くの組合員に5%還元のメリットを受けられるようにしたい」(米内徹常務理事)と話している。

ダイイチ、2019年8月売上高104・1%の高水準

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 食品スーパー、ダイイチ(本社・帯広市)の2019年8月の売上高前年比によると、既存店売上高は前年同月比104・1%で前年を超えた。7月は97・2%と落ち込んだが、8月は月初めの猛暑による夏物商材の販売好調などが奏功して大きく伸びた。(写真は、札幌市西区の「ダイイチ発寒中央駅前店」)

 同社は、帯広、旭川、札幌の3地区で店舗展開しているが、3地区すべてで前年を超えた。帯広地区は「白樺店」の増床効果が大きいほか、競合店が2店舗閉店したことによる来店客増もあり前年より5%程度の伸びだった。また、旭川地区も競合店が2店舗閉店をアナウンスしたことで来店客が増えた。札幌地区では「清田店」(清田区)も前年をクリアした。
 8月前半の猛暑で夏物商材は前年比20%ほどの大きな伸びを示したほか、「競合店対策として消費者向け販促を戦術的に継続している効果がジワジワと出てきた」(中本泰廣常務)。

 部門別の売上高前年比は次の通り。
■青果 99・9%
■水産 101・2%
■畜産 107・3%
■惣菜 102・9%
■デイリー 104・1%
■一般食品 105・9%
■日用雑貨 108・7%
■その他 100・8%
 客数は、103・3%、客単価は100・8%。

 10月の消費増税に向けては3地区で競合店などの動きに応じた地区別対応を検討している。10月は同社の決算年度のスタート月にあたるため上昇基調を確保していく考えだ。

「とんかつ檍」が札幌2店舗目、「カレー屋いっぺこっぺ」併設

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 今年3月12日に札幌に進出した東京のとんかつ専門店「とんかつ檍(あおき)」が札幌に2店舗目を出店する。カツカレー専門店の「とんかつ檍のカレー屋いっぺこっぺ」も併設して10月にオープンの予定。(写真は、「とんかつ檍札幌大通り店」の出店場所)

「とんかつ檍」は、2010年にオープンした東京都大田区の「蒲田店」のほか、現在首都圏で「大門店」、「銀座店」、「浅草橋店」の4店舗を展開している。使用している豚肉は、千葉県の林商店肉豚出荷組合が生産する千葉県のブランド豚肉「林SPF」。肉の柔らかさや脂の甘み、肉汁のジューシーさが特長で、行列のできる人気とんかつ店として知られている。

 札幌1号店「札幌店」の出店場所は、札幌市中央区南3西2ー7ー1。「カフェノイモンド本店」の入っているビルの1階。2号店となる「札幌大通り店」は、中央区南1西5ー5ー1で、6月10日に事業停止した七福(札幌市白石区)が展開していた焼きはまぐりの「ダイニング桑名南1条店」跡に出店する。同店には、カツカレー専門店「とんかつ檍のカレー屋いっぺこっぺ」も併設する。

「とんかつ檍」は、「食べログ」が選ぶ「とんかつ百名店」に2017年と18年、19年に選ばれている人気店。また、「とんかつ檍のカレー屋いっぺこっぺ」は「食べログ」が選ぶ「カレー百名店TOKYO」に17年、19年に選ばれている。

持ち帰り弁当「ほっともっと」、北海道では24店舗閉店

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 持ち帰り弁当「ほっともっと」を展開するプレナス(福岡本社・福岡市博多区、東京本社・東京都中央区)は、全国の「ほっともっと」直営店190店を閉店する。北海道ではそのうち24店舗が対象で9月30日(月)をもって営業を終了する。(写真は、閉店対象の「ほっともっと伏見店」=上と「中の島駅前店」。いずれも札幌市内)

 プレナスが展開する「ほっともっと」は全国に2739店舗ある(2019年5月末現在)。そのうち直営店とフランチャイズ(FC)加盟店の比率はほぼ半々。19年2月期の「ほっともっと」事業の売上高は1100億3600万円と前期比4・2%増加したが、人件費や仕入れコストが上昇、営業段階では8億6000万円の損失だった。

 20年2月期の第一四半期決算でも既存店売上高が前年同期比0・7%減少したほか、原価率上昇などによって1億9900万円の営業損失を計上。

 同社は、新規オーナーの獲得と既存オーナーの多店舗化を図るため直営店から加盟店への移管を進めてきたが、営業損失が続いていることから売り上げを伸ばしても人件費等の店舗運営コストの上昇で、直営店から加盟店への移管が見込めない190店舗を9月末で閉店することにした。今後は、加盟店への移行を見込める直営店に経営資源を集中する。

 閉店する190店舗のうち、北海道は24店舗が対象で、札幌市内は13店舗と半分以上の比率。他は函館市内2店舗、旭川市、室蘭市、釧路市、北見市、美唄市、芦別市、江別市、北斗市、中川郡幕別町が各1店舗となっている。対象店舗の店頭には9月30日14時で閉店するお知らせが掲示されている。

 道内の店舗数は、現在137店舗だが、閉店によって113店舗になる。プレナスは、ここ数年既存店改装を含めて積極的な出店を続けてきた。それが一転、大量閉店を余儀なくされた。人件費や原材料価格の上昇、競合店対策を乗り切るために掲げた販売戦略の不発は、大量閉店という大きな代償となって顕在化している。


首都圏最大の道産食品商談会「インフォメーションバザール」、会場を東京に移し15年目

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 首都圏最大の道産食品商談会「インフォメーションバザール in Tokyo 2019」が5日、東京都豊島区の池袋サンシャインシティで開幕した。北洋銀行(本店・札幌市中央区)、帯広信用金庫(同・帯広市)の主催で東京開催は15年目。道内企業・団体161社を中心に217社・団体が出展している。(写真は、開会式に臨んだ主催関係者。左から安田光春・北洋銀頭取、土屋俊亮・道副知事、村山英彦・札幌市経済観光局長、八木智・帯広信金常務理事=北洋銀提供)

「インフォメーションバザール」は、札幌での開催からスタートし今年が36年目。2005年に会場を東京に移した。10年からは帯広信金も主催者として参画、現在では首都圏最大の道産食品展示商談会となっている。

 今年は胆振東部地震から1年となることから、復興に向けて元気な北海道の姿を来場者に伝えるためメイン会場に北海道の観光ブースを設置。20年4月に白老郡白老町にオープンする「国立アイヌ民族博物館ウポポイ」のPRブースも設けた。

 また、『青函』、『オホーツク』、『とかち』、『江別』、『釧路・根室』、『いぶり』の6の地域コーナーに分けてアピールするほか、『青森』、『静岡』、『京都』、『神戸』、『鹿児島』の金融機関などとの連携で道外地域コーナーも設置している。

 SDGsで提唱されている食品ロス削減の取り組みとして、会期終了後に出展者の未利用サンプルの提供を呼びかけフードバンクに寄贈する取り組みも実施する。

 5日に行われた開会式で北洋銀の安田光春頭取は、「来年は東京オリンピック・パラリンピックが開催される。これまで磨き上げてきた北海道の食・観光ブランドを国内外にPRできる絶好の機会として支援拡充を図っていく」と挨拶した。この商談会は招待制で、6日も午後4時まで開催される。来場者数は約4000人を予定している。

スイート1泊100万円、新千歳空港直結「ポルトムインターナショナル北海道」来年1月開業

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「最上級スイートルームの料金は最大で1泊100万円」――2020年1月に開業する新千歳空港国際線ターミナル直結の高級ホテル「ポルトムインターナショナル北海道」の最上級スイートの料金が明らかになった。文字通り北海道を代表する高級ホテルになりそうだ。(写真は、拡張された新千歳空港国際線ターミナルとホテルの外観イメージ。高い部分がホテル)

 ホテルは新千歳空港ターミナルビルディング(千歳市)が拡張工事を実施している国際線旅客ターミナルビル(1~3階)と一体的に建設されており、4~8階の延べ床面積約2万㎡、ホテルの投資額は160億円。拡張されたターミナルの旅客取り扱い部分は8月30日から供用が始まったが、ホテルは来年初めの開業まで工事が続く。

 運営するのは新千歳空港ターミナルビルディングの子会社、碧雲堂ホテル&リゾート(千歳市)。北海道の空の玄関口にふさわしく、全室が43㎡以上という広い客室になっており、館内には本格的な数寄屋作りの「茶室」や日本舞踊が鑑賞できる大広間が用意されているほか、伊藤若冲の「伏見人形図」や浮世絵などもロビー、客室、ゲストサロンなど随所に展示される。

 また、世界遺産・下鴨神社のすぐそばにある創業160年の老舗料亭「下鴨茶寮」が「北のはなれ」を出店して茶懐石京料理を提供。フランス料理界の重鎮、吉野建シェフの「TATERU YOSHINO」も店を構え、日本屈指のフレンチを堪能できる。客室は、スーペリア(広さ43㎡)108室、ジュニアスイート(同63㎡)52室のほか各種スイート11室の合計171部屋。開業まで残り5ヵ月を切り公式サイトを通じて宿泊の予約も始まっている。

 で、気になる最上級スイートの料金だが、参考価格として「数寄屋スイート」(同250㎡)は100万円(消費税、サービス料、入湯税込み)が提示されている。もっともシーズンやプランによって変動するため、公式サイトで確認すると3月は54~60万円台。ちなみに札幌市内のスイートは、札幌グランドホテルが162㎡で61万6100円(同)、札幌パークホテルが123㎡で34万5600円(同)、京王プラザホテル札幌が133・6㎡で29万7000円(同)となっている。「ポルトムインターナショナル北海道」は、北海道の空の玄関口にふさわしい高級ホテルとなりそうだ。

「サツドラ伏古10条店」閉店、後継店舗はジョイフルエーケーのペット専門店

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 サッポロドラッグストアー(本社・札幌市北区)は、「サツドラ伏古10条店」(同市東区伏古10条5丁目2ー7)を9月15日(日)午後8時で閉店する。後継テナントは、大型ホームセンター、ジョイフルエーケー(本社・札幌市東区)のペット専門店「ペットワールド・プロックス」の2号店。(写真は、9月15日に閉店する「サツドラ伏古10条店」)

「サツドラ伏古10条店」は、札幌新道沿いに立地。2014年3月に撤退したアミューズメント施設「タイトーステーション札幌新道店」跡に15年3月12日にオープンした。店舗面積は約363坪(1200㎡)。隣接して「文教堂新道店」がある。9月15日の閉店に向け10日から売りつくしの閉店セールを実施する。

 後継店舗はペット専門店「ペットワールド・プロックス」。ジョイフルエーケーは、自社ホームセンターで取り扱っているペット部門を継続しつつ、専門店としても展開。17年12月に「ペットワールド・プロックス新発寒店」(札幌市手稲区)を居抜きで出店しており今度は2号店になる。

GUが「ラソラ札幌」に出店、「ユニクロ」と向き合う店舗

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 ファーストリテイリング(本社・山口市)の子会社、GU(ジーユー、本部・東京都港区)は、札幌市白石区の大型ショッピングセンター「ラソラ札幌」(東札幌3条1丁目)の2階に「GUラソラ店」を今秋オープンさせる。「ラソラ札幌」には、ファーストリテイリング子会社、ユニクロ(本社・山口市)の「ユニクロ」も出店しており、ベーシックな「ユニクロ」とファッショナブルな「GU」が同時に楽しめる店舗になる。(写真は、札幌市白石区東札幌の「ラソラ札幌」)

 ファーストリテイリングのGU事業は好調で、2019年8月期第3四半期(18年9月~19年5月)は、売上収益1853億円、営業利益263億円で前年同期間比11・2%の増収、74・5%の営業増益。トレンドのオーバーサイズTシャツやスウェットは数百万点を販売、計画を上回る大ヒットになっている。ワンピースやスカート、マシュマロパンプス、サンダルも好調な販売を継続。

 19年5月末のGU店舗数は国内外で422店舗。北海道では札幌市内9店舗を含め13店舗で「ラソラ札幌」は14店舗目。「ユニクロ」は、札幌市内12店舗を含む30店舗を出店。そのうち、「GU」と「ユニクロ」がコラボしているのは6店舗ほどある。苫小牧や札幌・二十四軒の店舗は距離的にも近い。「ラソラ札幌」の店舗は「ユニクロ」と「GU」が向き合う配置になる。

札幌・南3西2に「ホテルWBFフォーステイ札幌」12月13日開業、札幌の四季をイメージ

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 国内で34のホテルを展開するWBFホテル&リゾート(本社・大阪市北区)は、12月13日(金)に札幌の四季をイメージした「ホテルWBFホテルフォーステイ札幌」をオープンさせる。(写真は、建設工事が進んでいる「ホテルWBFフォーステイ札幌」)

 立地場所は、札幌市中央区南3条西2丁目17ー17。この場所は1988年に開業したシティホテル「ロテル・ド・ロテル」が建っていたところ。「ロテル・ド・ロテル」は、アパレルメーカーのBIGIグループ(東京都港区)が手掛けたホテルで地下1階、地上8階建て。土地建物の所有はBIGIグループだったが、一昨年、札幌の不動産会社イースト(中央区)に移り、2018年4月にWBFホテル&リゾートが取得した。建物は昨年中に解体され、今年初めに「ホテルWBFホテルフォーステイ札幌」の建設が始まっていた。

 敷地面積約117坪(389・08㎡)のうち約92坪(304・57㎡)を使って鉄骨造の地下1階、地上11階建てのホテルとするもので、客室数は130室、延べ床面積は約986坪(3254・57㎡)、建物の高さは38・09m。建築主はWBFホテル&リゾート、設計、監理は街制作室(札幌市中央区)、施工はナカノフドー建設(本社・東京都新宿区)北海道支店(札幌市中央区)。

 ホテル内には宿泊者が無料で利用できるフォーステイラウンジを設置する(一部アルコールは有料)。朝は、北海道産食材がブッフェスタイルで楽しめ、午後からは時間帯によって異なるサービスを提供する。WBFホテル&リゾートは現在、札幌市内で4施設、函館市内3施設、釧路、旭川の両市に各1施設のホテルを展開している。

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